当サイトでは、タイピングに関する情報を中心に扱っています。わたしのプロフィールはパソコンで閲覧中の方には、右上に簡易なものが表示されていると思いますが、タイピングが趣味です。
最近は、もっぱら大学1年生をターゲットして、どのようなタイピング練習がよいのか考えていることが多いのですが、今回の記事は「大学1年生が整えるべきパソコン、タイピング練習環境について」です。
大学1年生や、これから引っ越しして新しくパソコン環境を整えようと考えている方に読んで、参考にしてもらえると嬉しいです。
今回のアドバイスは、タイピングを趣味としている方にTwitterでアンケートの回答を募集し、23名の方から回答してもらった結果です。アンケートの回答は、e-typingでローマ字500pt、1秒間に10打鍵を超えるような方たちがほとんどですので、人数は少ないですが、タイピング上達へのアドバイスとしては価値があるものと考えます。
わたしが「大学1年生が整えるべきパソコン、タイピング練習環境について」どうすべきかアンケートを取るうえで考えた項目は、キーボードについて、モニターについて、机や椅子についての3項目です。このアンケート結果には、わたしの票は含まれていません。それでは結果をみていきましょう。
大学1年生におすすめするタイピング練習環境についてのアンケート結果
タイピング練習のキーボードについて
ノートパソコンのキーボードでの練習で十分・・・65.2%
外付けのキーボードを買って練習すべき・・・26.1%
その他・・・8.7%
「タッチタイピングを覚える」という目標を達成するだけであれば、ノートパソコンのキーボードで十分という意見が優勢でした。
ただし、ノートパソコンによっては、一般的なキーボードとやや配置が違うものも多くあるため注意が必要です。(特にキーボード右側にあるキーがいくつか幅が小さいものがあるようなものは要注意。)
また、将来デスクワークにつくような方は仕事でデスクトップパソコン+キーボード(ノートパソコンのキーボードは平べったい)などの場合も、キーボードの購入を検討してもよいです。
タイピング練習のモニターについて
ノートパソコンの画面で十分・・・91.3%
モニターを買うべき・・・8.7%
タイピング練習にモニターは不要という意見が大多数でした。
モニター設置のメリットは作業効率の上昇があげられますが、もっとも大きいデメリットとして1万円はくだらない購入費用があげられます。
「大学1年生はお金をあまり持っていない」という前提にたつと、購入は不要と考えます。
ただし、あまりに小さいパソコン(11インチ以下)を買うと、作業効率は高くないでしょうから、はじめてのパソコンはベタに15インチくらいのを買ってみてはいかがでしょうか。
タイピング練習の机や椅子について
とくに必要ない(ローテーブルやこたつでもよい)・・・73.9%
それなりのパソコン机や椅子は準備すべき・・・26.1%
タイピング練習の机や椅子については、「とくに必要ない」という意見が多数でしたが、26.1%はそれなりのパソコン机や椅子は準備すべきという意見でした。
「不自然な姿勢でタイピングをすると、指や肩への負担がかかる」「正しい姿勢でタイピングすることが上達のコツ」という意見がありました。確かにわたしも学生時代、ちょっとタイピング練習するときは学校のコンピューター室を使っていた記憶があります。コンピューター室では机や椅子も当然設置されていますから、疲れにくいという面でメリットがあります。
タッチタイピングをマスターするだけという目的を達成するためだけであれば、お金がない場合、机や椅子を購入する必要はないでしょう。
大学1年生が整えるべきパソコン、タイピング練習環境のまとめ
社会人になる前にタッチタイピングをマスターしてほしいと、わたしは願っています。(今の時点で社会人であっても、できることならマスターしてほしいと願っています。)
タイピングを趣味とする人を主な対象として行ったアンケートの結果、大学生の標準的なパソコン環境でも、タッチタイピングを覚える程度なら十分であることが分かった。
タッチタイピングをマスターするだけであれば、パソコンさえあればお金がかかるわけでもありませんので、気軽に始められると思います。